国民スポーツ大会報告~なぎなた競技に参加~
10月12日(土)、佐賀県で開催された国民スポーツ大会なぎなた大会少年女子の部に新潟県代表として本校2年生が参加しました。本校生徒は惜しくも敗退しましたが、大会参加をとおして多くのことを学びました。
参加した生徒は、「勝敗より楽しむことを優先して臨んだ。試合には負けたけど、北信越大会よりも相手をよく見ることができた。打って引くなど普段あまりうまくできないことができてよかった。秋季大会では1位を目指して、これまで出来なかったことを修正していきたいと思います。」と次の大会への意気込みを述べていました。
話を聞いていて、澤庵禅師の言葉を思い出しました。「武道家は勝負を争わない。強弱を競わない。一歩前に出ることもないし、一歩後ろに退くこともない。敵は私を見ないし、私も敵を見ない。そうして、天地が未だ分かれず、陰陽の別もない境位において、ただちに果たすべきことを果たす。」
とかく勝ち負けが大切にされがちですが、本来、武道の目的は「自己変容」にあると筆者は考えます。一年前の自分や一か月前の自分、昨日の自分とは別人となるために常に、目の前の鍛錬を続けてください。