チーム医療体験会~新潟医療福祉大学~
8月6日(火)本校が連携協定を結んでいる新潟医療福祉大学で、チーム医療体験会が開催され、本校の生徒20名余りが他校の生徒と共に参加しました。
全体で症例についての説明があった後、看護学科、救急救命学科、健康スポーツ学科、理学療法学科、作業療法学科等15の学科に分かれ、ミニ講義や実習体験を行いました。上の画像は、作業療法学科において、片腕での運転を疑似体験しているものです。
午後は、各学科が小グループに分かれ、午前中に学習した専門的な知識を活かして、「症例の患者をチームとしてどうサポートしていくか」についてグループワークを行いました。
最後に、グループワークでまとめたことを全体で発表という流れでした。
健康栄養学科に参加した生徒は、「今までの自分の知識や意見だけでは足りないことを教えてもらった。食事のサポートだけではなく、薬の飲み忘れの対策も管理栄養士の仕事だと分かった。グループワークでは、管理栄養士だけだと患者を助けることはできないので、他の職の人とチームを組むことで患者をサポートすることができると学んだ。」また、臨床技術学科に参加した生徒は、「体験学習時に同じ臨床検査技師の間で話す機会があり、一人ではわからないことも学べ、同じ職種で話をすることを大事だと分かった。グループワークでは、自分の役割を理解してもらうのが難しかったが、他の職種の人と協力して患者の負担を軽減するという同じ目標に向かっているので、将来のイメージがつかめた。」などの感想を述べていました。
ミニ講義による「理論」と、実習体験やグループワークによる「実践」の両輪学習により多くの気づきと学びがあった一日でした。